サイボーグ009 第1巻 |
この漫画は最近リメークされてTVでもやってました。単行本も色んな所から出てますが、やはり昔からあるこのサンデーコミックシリーズが一番いいと思う。 悪の組織ブラックゴーストに戦争兵器としてのサイボーグの試作品として改造され、サイボーグとなった9人の戦士(正確にはブラックゴーストに改造されたのは002から009までで、001は父親が脳の改造をして超能力者にした)が、組織のサーボーグ研究者のギルモア博士とともに、ブラックゴーストを初めとした悪の組織に立ち向かうといった内容ですよね。 このシリーズで特に気に入って何度も読み返していたのは、3巻のベトナム編でした。もちろんベトナム戦争はリアルタイムでは知らないんだけど、なんか戦争って空しいって感じたのを覚えてます。ゼロゼロナンバー戦士の中で、私が一番気に入っているのは004ことアルベルト・ハインリヒですね。東西ベルリンの時代に、東から西へ恋人を連れて車で脱出しようとして事故に合い恋人を亡くし、自分も体の大半を負傷して息絶え、結果仲間の中で一番改造度が高く、機械に一番近い存在になっている・・・。 あと、このシリーズは第一巻と最後の15巻で、絵の感じが大きく変わっています。1巻から見ていって少しずつ絵のタッチが変わっていく部分も楽しみ方のひとつかな? ところで、この作品の”天使編”は結局終わってないはずですよね。石ノ森さんもお亡くなりになられているので、永遠に終わりき作品となってしまいましたが。 |
サイボーグ009 バトルアライブ篇 DVD-BOX |