福島県 南会津 大内宿

2017年6月24日
梅雨に入ったはずなのに結構いい天気が続いてます。今日も天気は良さそうなので、以前TVで旧宿場町で江戸時代の風情を感じれる場所として紹介されてました福島県南会津にある大内宿に行ってみる事にしました。
早速カーナビ(車のナビ調子悪いのでスマホのナビで・・・)に目的地を入れ、下道優先で検索すると2時間かからない距離です。しかも旧会津−日光街道だった所も通るので、道中もなかなか風情のある所も通ります。 そんな感じで目的地近くまで来たけど、結構な山道をナビが示すので「大丈夫か?」と不安になりながら、でも「大内宿」の標識も所々あるので信じて進むと、いきなり山間の谷間って感じで開けた場所に出たと思ったら 車の列が・・・・。なんと駐車場に入るのに並んでます。こんな山の中で渋滞なんて・・・・って思いながら少し待つと駐車場内に案内され車を停めて、人の流れに合わせて大内宿へ。

歩いてる道中も田舎の山間の風景で、子供のころ田舎のおばーちゃん家に行ったころを思い出すような懐かしい良い感じの風景です。
昔はこんな風景の場所は至る所に有ったけど、今ではこういった風景はなかなか見れなくなりました。

そんな感慨に耽りながら宿内へ。
ここ大内宿は、福島県南会津にある旧宿場町で、江戸時代初期には会津藩が参勤交代の為、江戸に向かう際、ここを通り日光・今市を経て江戸に向かう重要な街道にあり本陣等も設置されています。 大内宿内は萱葺き民家が建ち並び江戸時代の風情が感じで、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されてる様です。

また参勤交代の街道としては1680年以降は使われなくなったらしいのですが、その後も会津西街道として物流の重要な街道として栄えた様です。
幕末の戊辰戦争ではこの辺りも戦場になったけど、この宿場は戦禍を逃れた様で明治になっても宿場街として繁栄してたみたいです。

道の両サイドには昔ながらの古民家風の建物の中で、お土産物やその土地の名物や食べ物等色々と売ってます。売ってる人もおばーちゃんや結構年配の方が多く(若い人もいましたが)会津弁での会話はなかなか味があり この風景と相まって良い感じです。何となく落ち着きますね〜。

道の両サイド、お店との堺には溝があり水が流れてますが、またこの水がすごく綺麗で透明感も抜群。このようにラムネを冷やしている所も、昔田舎に行ったとき、川で遊びながら近くにスイカや野菜を冷やして 食べたのを思い出します。今ではこんな綺麗でしかも冷たい水が流れてる所は、そうそう近所にはありませんから、こんな感じで飲食物を冷やして食べる事もありませんね〜。

大内宿の一番奥に行くと、少し小高い所が有に神社があり、その傍から大内宿内を一望できます。神社も屋根に草が生えてて自然な感じがまた良いです。

と一通り見て回った所で、この辺りは他に何もなく(山間の谷間集落ですから・・・)、もう一度宿場内をウロウロして、そのまま帰りました。 他には何もない所ですが、観光客が多い割にはのんびりした空気が漂ってますし、昭和初期な雰囲気もあり良い所でした。(って昭和初期は知らんけど・・・・。)

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