国会見学
11月19日、国会の見学に行ってきました。会社の先輩が自民党の中川秀直さんと知り合いということで、中川秀直さんの秘書(次男)の方の案内で、通常の見学コースではない所にも入らせてもらえました。 ということで、入るためには許可証みたいなのが必要ということで、左の写真の”特別通行記章”なるものを身に着け、見学の開始です。


これは国会議事堂の中央の高い部分の内側、中央広間の天井です。天井まで吹き抜けになっていて、ものすごい高さです。フラッシュを使用しいるけど、フラッシュの光が届いていません。 従ってこのように暗い映像になっていました。よく見えませんが、窓や天井にはステンドグラスがはめ込まれています。天井までの高さは、資料を見ると32.62メートルで、奈良県の法隆寺氏の五重塔が入る大きさだそうです。 なおこの中央広間は4隅に銅像が建っていて、伊藤博文、大隈重信、板垣退助、そしてもうひとつは台だけで、銅像がありません。理由は、国会議員の先生方に、将来ここに銅像を建ててもらえるような立派な政治家になるよう がんばれという意味もあるそうです。はたして、ここに銅像を立てるような人が出てくるのか・・・。少なくとも今の議員の方々は残念ながらここに立てられるような人は見当たりませんね。私の勝手な意見ですが・・・。


ここは、本会議前に自民党の議員の方々が集まり、その日の議題を自民党としてどのような方針で戦うかを議論し決定する場所だそうです。 左が部屋の前の方で、ここには自民党総裁(小泉さん)や党の幹部の方が座る場所で、右がその他の議員の方たちが座る場所です。自民党は議員の人数が多いので、椅子の数が半端じゃないです。 みても判るとおり、前後左右ぎちぎちです。すごく狭苦しいです。椅子は結構良いものですが、写真のように背中の部分や座る部分は擦れて色が変わってます。新しい椅子に変えないのかな??


ここは、テレビでもおなじみの衆議院本会議場です。席は左から議席数の多い政党(現在は自民党)から順次割り当てられるそうです。割り当てられた席に、どのように議員を配置するかは 各政党に任されているそうですが、ほとんどが前の方から当選回数の少ない議員が座り、後ろのほうは当選回数の多い議員(いわゆる長老)が座るそうです。また党幹部も後ろです。党幹部に なった場合は、当選回数に関係なく後ろの席ということです。
写真を撮っているのは、報道関係の方や、一般傍聴席のある場所ですが、ここから後ろの席はまったく見えません。真下(足の下)に席があることになります。
中央の席の上は天皇陛下が座られる場所です。左右にも皇族の方々が傍聴される席があります。


ここは、国会内の通路です。壁は写真のように、ちょうどすがると腰の辺りの色が変わってます。これは報道記者たちがここにすがって、議会が終わるのを待ったり、議員の方々が 来るのを待ったりするから、このように擦れて壁の色が薄くなっています。この日も議会があって、記者の方々が多く居ました。本会議場ではなく、小さな会議部屋で、議員の打ち合わせを やっている部屋がありましたが、扉に記者の方々は耳を当てて中の話を何とか聞こうと必死でした。なんかこっちが声を出すのも遠慮したくなるような雰囲気です。 あと、やはり国会の記者は体力勝負ということでしょうか、記者の方は大半が若い方ばかりです。男性も女性も。 まあ、ここで日本の行く末を決めているわけですから、議員も大変でしょうが、それを国民に知らせる報道関係の方も必死でしょうね。彼らのおかげで、我々は日本がどの方向に行こうとしているのか 議会で決定する前から知ることができるわけです。感謝です。みなさんがんばってください。




最後に、国会内の議員食堂で昼食をいただきました。丼物や定食など、一般の食堂と同じような感じです。ただ違うのは、すべて一般の食堂の値段と比較し安い!ビックリです。 議員の方にも人気のメニューのカツ丼(やっぱり縁起を担ぐのかな?)を食べましたが、量も結構あったのに600円台です。一般の食堂では考えられません。
さっきも書きましたが、人気メニューはカツ丼やカツカレーだそうです。縁起物ですね。
今回初めて見学させてもらい、しかも一般の見学では入れないところにも案内してもらいました。ここでは公開してよいのか迷う写真もあるので止めときますが、色々案内してもらいました。 中川秀直議員および秘書の方に感謝です。
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