宮崎アニメの本
宮崎アニメと言うと、日本アニメの代表格ですね。いまや海外でも人気が高く、あのディズニーにも匹敵するアニメです。 私が最初に宮崎アニメを観たのはTV版の「ルパン三世」です。その後映画の「ルパン三世・カリオストロの城」・ナウシカ・トトロと 夢とロマンの溢れるアニメを見せてくれてます。中でも一番気に入って、DVDを含め数十回は観ている「天空の城・ラピュタ」ですね。 今でも半年に一度はDVDで観てます。昭和を代表する漫画・アニメと言えば手塚漫画ですが、平成を代表するのは宮崎アニメじゃないかと思ってます。
そんな、宮崎アニメの作品の本(主に漫画だけど・・・)を紹介します。

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風の谷のナウシカ 全7巻セット icon

宮崎アニメはこれ以前にもTVアニメ等で知っていましたが、宮崎アニメが実質日本中に知れ渡るきっかけになったのが、この「風の谷のナウシカ」でしょうね。 核戦争から数百年後の世界が舞台で、このアニメが公開された当時は冷戦時代で、いつ核戦争が起こるかっていう緊迫した世界情勢のなかでもあり、まさに近未来の地球を予感させるような 内容でした。海から吹く風によって腐海の毒から守られている「風の谷」。ある日、虫に襲われた輸送飛行船が風の谷に墜落する。船内には、“火の七日間”と呼ばれる最終戦争で地球を壊滅させた「巨神兵」の核が積まれていた。 やがて巨神兵をめぐり闘争が勃発し、風の谷の王妃ナウシカも陰謀渦巻く戦乱に巻き込まれてゆく。
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天空の城ラピュタ icon

やっぱり私はこの作品が一番好きですね。いまでも年に2〜3回はDVDで観てますけど、未だに飽きません。子供の頃の冒険心を思い出させる様なストーリーですよね。男の子ならこの気持ち解って貰えるかな? 空に浮かぶ城ラピュタ、その城には眠っている多数の財宝、とてつもない破壊力を持った武器と無敵の飛行ロボット。スラッグ峡谷に住む見習い機械工のパズーはある日、空から降りてきた不思議な少女を助ける。その少女・シータは、浮力を持つ謎の鉱石“飛行石”を身につけていた。 やがてパズーは、飛行石を狙う政府機関や空賊たちの陰謀に巻き込まれ、かつて地上を支配したという伝説の天空島「ラピュタ帝国」に誘われてゆく。 スウィフトの「ガリバー旅行記」をモチーフに、宮崎駿さんがオリジナル原案で描いた冒険アクションです。
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魔女の宅急便 icon

天空の城ラピュタが男の子の冒険心をくすぐる作品だとすると、逆に女の子にとって少女から大人の女性に変わる時の複雑な心境を表した作品がこれではないでしょうか?もちろん私は男なので、その辺りは良く判りませんが・・・。 ただ、この作品も男の私が観ても非常に面白い作品だと思います。13歳になった少女キキは、魔女の修業のために黒猫ジジとともに街を出て、新たに住まいとして選んだ街で出会ったパン屋のオソノさんの家に居候。ほうきで空を飛ぶ魔法を使い、配達屋として暮らす中で、オソノさんや 空を飛ぶことにあこがれる少年トンボなど、さまざまな人との出会いをとおし、落ち込んだりしながらも魔女として、人として成長していく姿を描いています。あとなんと言ってもユーミンの音楽が挿入歌として使用されている所がまた良いですね。

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となりのトトロ icon

トトロといえばスタジオジブリのシンボルマークになっているぐらい、ジブリを代表する作品ですね。私の子供達はこの作品が大好きで、最初はTVで放映されたのをビデオテープに撮って観てたのだけど、テープが擦り切れてしまったほど何度も観てました。 小学6年生のサツキと4歳の妹メイが引っ越してきたおんぼろな家の隣には、遠く見上げるほどに大きなクスノキの森があった。やがて2人はその森の主である「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。子供にしか見えない不思議ないきもの・・・。 これを観ていると子供の頃近所の野山を駆け回っていた頃を思い出し、懐かしくなってくる作品です。
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おもひでぽろぽろ icon

この作品はそれまでのジブリ作品から趣が少し変わった作品でした。監督は高畑勲さんですね。時は1982年、農業に興味を持つ27歳のOLタエ子が、休暇を利用して山形の義兄の実家へと一人旅し、そのさなかにかつて小学校5年生だったころの自分を回想していく。 少女時代を振り返りながら、精神的に自立してゆく平凡なOLの姿を描いた作品ですね。回想シーンでは60年代のレトロな気分に浸れます。岡本蛍作、刀根夕子画による同名コミックをもとにした劇場用長編アニメーション。
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耳をすませば icon

この作品はどこが良いって私は説明出来ないけど、見ていると何時の間にかその世界に入り込んでしまう作品です。主人公の雫は中学3年生。両親と大学生の姉とともに東京近郊の団地に住む、ごく普通の読書好きの女の子。そんな雫が親しくなった同級生の少年は、 中学を卒業したらすぐに、バイオリン職人になるためにイタリアに渡ると言う。進路について深く考えていなかった自分に気づいた雫が、自分のやりたいこととして選んだのは…。 思春期の迷いや焦り、そして出会いがもたらす成長を描いた作品です。

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紅の豚 icon

これもラピュタの次に私が気に入っているジブリ作品です。舞台は1920年代のイタリア、アドリア海。かつて空軍のエースだった男ポルコ・ロッソが、迫り来る新たな戦争を前に、再び「国家の英雄」になることを拒み、自分の顔を魔法で豚に変えてしまう。 紅の飛行艇を乗りこなし、アドリア海の空賊相手に賞金稼ぎをするポルコを何とかやっつけたいと一計を案じた空賊たちは、アメリカからスゴ腕の飛行艇乗りを呼び寄せ、彼に一騎打ちを迫る。 「飛ばねぇ豚はただの豚だ」は有名なセリフですね。カッコいいとは見た目が良いという意味ではない。この作品を見ているうちに豚がカッコよく見えてくるんですよね。今までのジブリ作品にはないハードボイルドな作品ですね。
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飛行艇時代 映画『紅の豚』原作 icon

これは、月刊モデルグラフィックスで1984年ごろから連載された「宮崎駿の雑想ノート」の一作で、映画「紅の豚」の原作ともなった一作です。これを見ると飛行艇の魅力にとりつかれるかも。
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平成狸合戦ぽんぽこ icon

この作品は自然破壊に対する問題提議をしている作品ですね。宅地開発で自然がどんどん失われていく東京の多摩丘陵を舞台に、そこに棲むタヌキたちが人間に反旗をひるがえすべく、人間に化けたりする訓練を始めていく。 人間がいないところでは彼らは2本足で歩けば言葉もしゃべる。やがては、他所からも助っ人タヌキが現れて妖怪に化けるなど、開発を止めようとするが・・・。

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もののけ姫 icon

自然と人間の関係をテーマとし続けてきた宮崎駿さんの集大成とも言える作品で、当時日本映画史上最大のヒットとなりましたね。 時は室町時代。山里に住む若者アシタカは、怒りと憎しみにより“タタリ神”と化した猪神から呪いをかけられてしまう。呪いを解く術を求めて旅に出るアシタカはやがて、西方の地で“タタラ”の村にたどり着く。エボシ御前が率いるその村では、鉄を造り続けていたが、同時にそれは神々の住む森を破壊することでもあった。そして、そんなタタラ達に戦いを挑むサンの存在をアシタカは知る。人の子でありながら山犬に育てられた彼女は“もののけ姫”と呼ばれていた……。 この作品以降のジブリ作品は世界的にも有名となってますね。その先駆けとなった作品?かな。
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千と千尋の神隠し icon

この作品の映画は2002年アカデミー賞の長編アニメ賞を始め、各種賞を受賞しましたね。わがままで無気力、どこにでもいるような現代っ子の千尋は、引越しの途中で、 不思議な町に迷い込む。そこ、古くからこの国に棲む霊々が病気と傷を癒しに通う温泉町だった。この世界で千尋が生き延びる為に、謎の少年ハクに手引きされ町の 中心の巨大な湯屋を支配する湯婆婆という名の魔女のもとで千尋は名前を奪われ、「千」という名で働くことになった。驚きと不思議の町で千尋が知るのは、大きな無力感 と.....小さな希望。しかし、数々の困難を乗り越える内に、眠っていた千尋の「生きる力」がしだいに呼び醒まされてゆく。そして謎の少年ハクとの関係は?
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ハウルの動く城 icon

この作品も非常に完成度が高く、なぜオスカーが取れなかったのか不思議なぐらいです。映画では木村拓也が声の出演をしていることでも話題になりましたね。 父親の帽子店で日々、帽子を作りつづけていた18歳のソフィーは、ある日、荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆になってしまった。このままでは家にはいられない ソフィーは荷物をまとめ、人里離れた荒地を目指し美青年魔法使いハウルが住む4本の足で歩く「動く城」で奇妙な共同生活を始める。やがて二人は王国の争いに巻き込まれ ながら心を通わせていく。ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としたファンタジーです。

その他宮崎駿さん及びスタジオジブリ関係の本
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